久しぶりに博物館に行ってきたのでその感想を。
東京の上野にある「東京国立博物館」で開催中の「ポンペイ展」。
約2000年前に存在していた古代都市で、山の噴火が原因で紀元後79年に町ごと埋まってしまったらしい。
その埋まった閉まった町の発掘作業が行われていて、今回はそこから見つかった遺物が展示されていると知り、ロマンを感じていざ博物館へ。
そしてここで気になった出土品を、超個人的な感想コミでみんなにお届けしたいと思う。
医療器具
「2000年前の医療器具か~」って思いながら見てたんだけど、
「こんなんつっこまんでくれよ」と思ったのがこちら。
「膣鏡」。
馬鹿野郎!!
こんなんつっこまれたら傷つきそうだわ!!!!
仔ブタ形のおもり
やだちょっと可愛い。
仮面のあるパテラ
パテラってなんだ?
形からしたらフライパンよね。
フライパンはフライパンで「へえ~昔と今と変わらないんだぁ」ってぼんやり思いながら見てたんだけど、よく見たら・・・。
手に持つところにこんな人面つけんでくれぇぇぇぇ!!
ユピテル=アンモン形のおもり付き竿はかり
あれか。
いちいち人面つけたいんだな?
炭化した食品
炭化したイチジク(左)と干しブドウ(右)
これがほんとのドライフルーツか(違うわw)
さらにこれは炭化したパン・・・。
元はどんなパンだったんだろうか・・・
ふわふわ系かな?
甘い系かな?
それともチーズとか混ぜ込んであったりして・・・?
もったいないねぇ・・・。
食卓のヘラクレス
鬼に金棒みたいなこん棒怖いし、そんなん持って食卓につかないで欲しいし、なによりパンツ履いて来てくれません?
しかもたいしたことないサイズのくせして(以下自主規制)
「ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱」
続いて「ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱」)。
私はこれに1番の衝撃を受けた。
展示の説明によると、
「奴隷は主人の遺言などの意思により、あるいは金を支払い、奴隷身分から解放された。解放奴隷は自由民ではあるが、元主人の保護下にあり、高位公職には就けず、最高の栄達は皇帝祭司になることだった。」
とある。
よく覚えておいて欲しい。
「主人の遺言か金を払って」やっと奴隷から解放されるのだ。
奴隷から解放されても、元主人の保護下にあるとはいえ、それでも奴隷やってたときよりはるかに自由のはずだ。
なのにこれはなんだ!!
みんなもよく見て欲しい(外で見るのはオススメしないw)!!
特に下半身だ!!
よぉ~くアップにしてみてくれ!!(外ではやめてw)
説明文を見ると、ルキウスなんちゃらって人の「父親かあるいは祖父である解放奴隷フェリクスの可能性が高い」ってことなんだけど。
どう見ても。
どう見ても。
顔・・・と大事なものが見えてるやないの!!(これはやましいモノではありません。)
全く解放されてなくない!?
むしろ子どもか孫にまでスンボル見られてるやん!!
そして現代にまで残っちゃって、完全にさらしモノにされてませんか!?
解放とは!?
ここが解放され(以下自主規制)。
まあいいよ、作られてしまったのはいいけどさ。
・・・もうちょい、立派に(以下自主規制)。
まとめ
たくさんの展示品の中で私が気になったものを紹介してみた。
ちなみにこの「ポンペイ展」では個人利用に限り室内写真撮影可能だそうです。
上野の東京国立博物館での開催は2022年4月3日まで。
貴重な展示物を見たい方は、今からでもレッツラゴーですぞ!