つよにっき

ヲタクの部分を前面に出しています。

大人の社会科見学~ニューハーフパブ(で、いいのかな?)~

こにゃにゃちは(*'ω'*)

実はわたくし、1度だけニューハーフパブっていうんですか、行ったことがあるんです。

いやあ、あんな世界があるんですねぇ・・・

ってことで、今日はその時のことを思い出しながら描いていきたいと思います(*'ω'*)

 

あれは私が25歳くらいのころ。
新宿にある某百貨店のとある飲食店で働いていた私。

そこへ、お客様としていらしてたある女性。
食事をなさるだけで、店員と話すことはないのですが、私が勤めに来るもう何年も前から、夕方になると食事をしに来ていたそうなのです。

その女性は、背が高く、髪の毛もサラッサラストレートで、色香を漂わせている女性でした。
が、店長&社長いわく「見た目は女性だけど、きっと元々は男性だと思うよ」と。

お会計はカード払いなんだけど、確か達筆すぎて読めなかったような(表に印字されてる名前を確認した記憶も今はもう残ってないんだけれど・・・)。

そういえば確かに、お会計のときに「ご馳走様」というその声は、ハスキーな感じで、
言われてみれば、なんとなく骨格もしっかりしていて、「痩せてる男性」と言われればそうも思える。

だけど豊満なお胸もしっかりあって、まあ別に男だろうが女だろうがどっちでも良かったのですが、私、勤めだして数カ月したころに、店の中で初めて話しかけられたのです。

「あなた、可愛いわね。いつもありがとうね。これ、アタシの名刺。遊びに来てね♡」
みたいなことを・・・。

すごい色っぽい名刺、そこには名前が書かれていて、初めて源氏名(仮称:キミコさん)を知りました。

↓思いっきりイメージです
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すかさず店長と社長が裏からぶっ飛んで来て、「おい、何もらったんだよ」「お、名刺じゃん!すげー!」と盛り上がり、社長が「よし、よく名刺をもらったwww褒美として、ここに連れて行ってやろうwww」と言い出し、私、後日社長とニューハーフパブに行くことになったのです・・・( ̄▽ ̄;)

お店に入ると薄暗くて、奥にも席がありそうなんだけどなんだかよく分からない、
名刺をくれたあの馴染みのお客様もどこにいるのか分からない、そもそも所作が分からない・・・
ということでギクシャクしていた私と社長。

*ただし当時勤めていたお店の社長は生粋の女好きで、「浮気は男の甲斐性だ」と豪語し、浮気がバレて奥さんにバー〇ンのカバンを買って詫びたり、病気を移されたりしたこともある猛者なので、純情でソワソワしていたわけでは決してございません(笑)

テーブルについてくれたのは若い女性(仮名:モモちゃん)。
「あら~初めましてかな~?」って感じでノリよく話しかけられる。

社長はデレデレしながら「初めてです~」なんて答えている。
おい、隣に新入社員がいることを忘れないでくれ!!

「今日はどうしてうちのお店に来たの~?」と尋ねるモモちゃんに、
「実はキミコさんから名刺をいただきまして・・・」と説明する社長。

「えっキミコさんのお客さんなの!?ママ、ママ~~~」とモモちゃんが奥に向かって呼びかけると、そこには確かにキミコさんが!!

一瞬「ん?」みたいな顔したキミコさん、しかしすぐ「ああああああっ!!」と、
ちょっぴり野太い声で私と社長を確認。

「本当に来てくれたの!?」と言われて、隣の社長のニヤニヤ顔が止まらない、止まらない。

結局この日はモモちゃんからニューハーフの諸事情を聞き、「ああ、社会勉強になったなぁ」なんて思って、そろそろ帰りたいな・・・と思っていたとき!!

ニューハーフショーが始まった!!

どうやらある時刻になると、お店の奥にあったステージで、ニューハーフの皆様がきわどい衣装で踊り始めるというシステムだったみたいで、私も社長も観ることになったのですが、これがまあ~~~凄かった!!

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こんな感じで常連のみなさんがキャストの皆さんのパイオツの隙間に千円札(遠かったけど、もしかしたら五千円札とか一万円札とか)を入れていく、入れていく!!

社長、隣で大興奮!!
社長「す、すげえええ~~~俺今日、千円札あんまり持って来てないんだよ~~!!」
・・・新入社員の隣で何やろうとしてんすか!!( ̄▽ ̄;)

こんな感じで、一通りショーを見せていただき、この日は退散しました。

 

いやっはあ~~~凄いですねぇ。

本当に、人生で1回しか行ったことがないので、これはもう記憶に残る体験でした。

当時の社長、ありがとう。

 

ちなみにこの後も社長はチョコチョコ通っていたそうです・・・( ̄▽ ̄;)

この時勤めていたお店を辞めるとき、「辞めるってお伝えしたほうがいいでしょうか」と社長に確認したのですが、「いらないよ」と言われて別れの挨拶もきちんとできなかったことを今でもちょっぴり後悔しています・・・。